ネペンテスのページ

  ネペンテス(ウツボカズラ)は、食虫植物の一種で、葉の先に特異な捕虫袋を持つことで知られています。この捕虫袋の中には、消化酵素を含んだ消化液が分泌されていて、この捕虫袋に虫を落とし込むことによって、虫を捕らえています。
  生育域は、西はマダガスカル、東はニューカレドニア、北はフィリピン、南はオーストラリアに囲まれた東南アジア地域に多く生育し、標高は海抜数メートルから、三千メートル級の山にまで広く分布しており、最近でもニューギニアの奥地などで新種の報告がなされています。
  ネペンテスの魅力は、なんといっても、虫を捕らえる捕虫袋の形にあると思います。壷の形や色、襟の形状は変化に富んでおり、その観賞価値の高さが魅力のひとつです。また、葉から延びてきたつるがだんだん膨らんで捕虫袋となっていく過程を観察するのも楽しいものです。
  近年は、夏場など多くの園芸店売り場でも育てやすい品種が販売されるようになってきていますが、高山域に生育する種類などは、栽培も難しく、ある意味マニア向きの植物ともいえるでしょう。

  ここでは、私が栽培しているネペンテスやその栽培方法を紹介していきたいと思います。まだまだ試行錯誤の状態ですが参考にしていただければ幸いです。 SIDE MENUのタグからご覧ください。


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